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目の下のクマ
2022年11月10日

目の下のクマができる原因 – クマは疲労や寝不足が原因?

クマがあると、どうしても顔全体が暗い印象になりがちです。
目の下にできるクマというと、“疲労”や“寝不足”などのイメージがありますが、原因はそれだけではありません。
もちろん、疲労や寝不足などが原因でできてしまうクマもありますが、むしろ他の原因でできるクマの方が多いのです。

また、クマをメイクでなんとかカバーしようと思っても、目の下の皮膚は薄いので、厚塗りするとファンデーションがよれてしまったり、乾燥してガサガサになってしまったりして汚い印象を与えてしまいます。

こうしたその場しのぎの対処法ではなく、根本的にクマを改善するためにも、ご自身のクマのことを知り、その原因と正しい対処法を考えていきましょう。

目の下のクマと一口に言っても、実は「茶クマ」「青クマ・紫クマ」「黒クマ・影クマ」「赤クマ」と呼ばれる4種類のクマがあります。それぞれにできる原因も違えば、改善するための方法も異なりますので、まずはご自身のクマの種類を知り、対処法を考えましょう。

まず、一つ目のクマは、茶クマです。その名の通り、茶色で、主に皮膚へ刺激が加わることで、変色し、色素沈着したものです。皮膚自体が変色してしまっているので、目尻を引っ張ってみると、茶色い部分はそのまま引っ張られて動くのが特徴です。

こうしたクマができやすい方の特徴としては、アトピー性皮膚炎を患っていた方や花粉症やアレルギーで目をよくかいている方、アイメイクを念入りにされる方でメイクの落とし忘れがあったり、メイク落としの際に目の周りを強くこすっている方などが挙げられます。

目の周りへ刺激を与えることでメラニン色素は分泌されます。メラニン色素はシミやくすみのように皮膚表面に茶色く出てきますが、新陳代謝が滞りなく行われていれば、いずれ角質と一緒に剥がれ落ちてなくなります。

しかし、毎日のように、目の周りをこするなどの外界からの刺激が加えられれば、角質と一緒に剥がれ落ちる間もなく、次々とメラニン色素が分泌されてしまい、体外への排出が間に合わなくなります。また、加齢とともに新陳代謝のサイクルは遅くなったり、ストレスなどによって乱れがちになったりしていきますから、やがてシミやくすみと同じように、排出しきれずに皮膚の上に残ってしまうということもあります。こうしたことが、茶クマができる主な原因として考えられます。

二つ目のクマは、青クマ・紫クマです。青クマ・紫クマは、皮膚の下にある静脈が肌の表面から見える状態になったものです。皮膚自体が変色しているわけではないので、目尻を引っ張っても、青い部分は動くことなく、留まるのが特徴です。

青クマ・紫クマは寝不足や疲労などで、血流が滞っていることが原因として挙げられます。体質的に冷え性という方や、色白で静脈が透けやすい方も青クマ・紫クマが見られやすい傾向があります。

もともと目元の皮膚は頬の皮膚などと比べると、その薄さは1/3ととても薄く、デリケートです。日頃のストレスや、長時間のパソコンやスマートフォンの使用による眼精疲労、ブルーライトを大量に浴びることによる寝不足など、血流を滞らせることでクマができてしまうと考えられます。

また、静脈は、体中に血液とともに栄養を運ぶ役割だけでなく、体内でいらなくなった老廃物を排出する役割も果たしています。この血管の流れが滞ると、体外に排出されるはずだった老廃物が体の中に残ってしまい、身体にもお肌にも悪影響をもたらします。正常だったお肌のターンオーバーも乱れ、栄養も行きわたらなった肌はくすんでいきます。

血の巡りをよくすることは、青クマ・紫クマだけでなく、他のクマに対しても、とても大切なことなのです。

また、目元は皮膚が薄いために、水分をとどめておく力が弱く、乾燥しやすい部分です。水分を留めにくいということは、化粧水や美容液などの潤いや美容成分を留めておくのも難しいということです。それだけに、日頃からしっかりと丁寧にケアする必要があるでしょう。場合によっては、やさしくマッサージをすることで静脈の流れを後押ししてあげることも大切です。

三つ目のクマは、黒クマ・影クマです。目の下に影ができ、黒く見えるものです。皮膚が黒く変色しているわけではなく、目の下にできたふくらみの下の影が黒く見えているものなので、目尻を引っ張ってみると、皮膚が引っ張られ、黒い影は目立たなくなります。

この影ができる原因は、目の下にある眼窩脂肪(がんかしぼう)が加齢とともに下がった眼球の重さによって押しつぶされ、前に出てくることにあります。眼窩脂肪は上から押されても、本来は目の下の皮膚や筋肉で前に出ないように抑えられるのですが、こちらも加齢とともに皮膚が薄くなり、筋肉も衰え、脂肪を抑えることができずに、前に押し出され、ふくらんでしまうというわけです。その膨らみの下に影ができ、黒く見えてしまうのが黒クマです。

目の下が膨らむことで影ができ、黒クマ・影クマができるのとは逆に、目の下が痩せてくぼんでできる黒クマ・影クマもあります。これは、年を重ねることで顔の皮膚全体が下に下がるとともに、目の周りの筋肉である眼輪筋が衰え、皮膚の下にある皮下脂肪やコラーゲン、エラスチンが減少し、くぼんでしまうのが原因です。太っている方に比べ、皮下脂肪が比較的少ないやせ形の方に多い現象です。

また、パソコンやスマートフォンを長時間使用することで、自然と瞬きが少なくなりますので、目の周りの血行が悪くなったり、眼輪筋が衰えることがあります。こうしたことも目の下がくぼんでしまう原因になるとされています。

赤クマは、黒クマになる一歩手前の状態のことを言います。黒クマのように、眼下にある眼窩脂肪が前に出てくる際に、眼輪筋が押されて、筋肉そのものや周辺の血管が皮膚の外から透けて見えるようになってしまう症状です。内側から透けて赤く見えているので、目尻を引っ張っても、消えることはありません。

日頃から、パソコンやスマートフォンを使うことが多く、眼精疲労がたまっていたり、肝臓や腎臓が疲れることで血行不良を起こし、起こるとされています。

この症状が進むと、眼窩脂肪がさらに前に押し出され、黒クマになっていきます。症状が進む前に、医師と相談しながら適切な対処法を講じる必要があります。

以上のように、目の下のそれぞれのクマには、できてしまう原因が様々にあります。クマを改善するためには、その原因に合わせた対処法を実施する必要がありますので、まずはあなたのクマがどんな種類のクマなのかをしっかり見極めてみましょう。

目の下のクマの中には、自宅でケアすることで、ある程度の改善を見込める場合もあります。こうした自宅での手軽なセルフケアで改善が見られればもちろんいいのですが、特に黒クマなどに関しては、セルフケアは難しいとされています。

そんな時は、一人で悩むより、私たち目の下のクマの治療に詳しい医師に是非お気軽にご相談ください。あなたのお悩みを解決するための適切な治療法をご提案させていただきます。

目の下のクマ・たるみ治療について

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最近は一部クリニックが盛んに「目の下の脱脂」によるクマ・たるみ治療を宣伝しているため、脱脂をしたら凹んでしまった、クマがより強調されるようになってしまっ た、というご相談が毎月何十件も寄せられており、みなさん大変辛い思いをされています。 当院ではこういった方のための再治療を行っていますが、最初の脱脂の状態がよくない 場合は、修正治療でも十分改善できないこともあり得ます。 お願いですからどうか、目の下の治療を脱脂だけで行う場合は慎重にお考えください。

  • 1、「脱脂だけで必ず良くなる、絶対に凹みはできない」と言う医師の治療は、避けてください。どの様な治療でも、「必ず」も「絶対」もありません。リスクについてしっかり説明しない医師も避けてください。
  • 2、 ごく短時間(数分)程度しか診察カウンセリングをしない様な医師・クリニックは避け、担当医の説明や態度から真摯に患者様に向き合っているか見極めてください。医師ではなく看護師やカウンセラーが治療内容を決めるというのは論外で医師法に違反した行為だと考えます。
  • 3、初回カウンセリングの当日中に、治療や治療の申込を執拗に求めるクリニックは避けてください。家に帰って、じっくり考えてからでも遅くはありません。契約するまで帰らせてくれない様なクリニックだった場合は、その場でご家族やご友人に電話して、助けを求めてください。
  • 4、広告やホームページに記載されている金額より、実際の金額が大幅に高くなるクリニックは避けてください。
こちらも参考にしてください。
独立行政法人 国民生活センター 美容医療の基礎知識 第5回
美容医療のボッタクリ商法に気をつけて! 包茎手術、目の下のクマ取り・たるみ取り手術

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