小陰唇の大きさや小陰唇肥大の悩み～小陰唇縮小術をおすすめできる方の特徴について | 銀座みゆき通り美容外科の美容コラム | 銀座みゆき通り美容外科・美容皮膚科・婦人科形成：東京（銀座）・大阪（梅田）

小陰唇とは？

小陰唇とは、女性器の一部であり、陰部の外側の膨らみである大陰唇の内側に位置する左右一対のヒダを指しています。

小陰唇のヒダの内側には尿道口と膣があり、これらを保護する役割を持っています。

小陰唇の大きさは？

小陰唇は人それぞれ、形状や大きさ、色は異なります。

そのため、どのような形や大きさが正常で、このような大きさであれば肥大している、という明確な定義はありません。

一般的には、足を閉じた状態では見えなくなる方が多く、やや大陰唇から露出している程度であれば正常の大きさであると言えます。

ただ、大陰唇から大きく露出していることや、下着に擦れて痛みが生じるなど日常生活に影響を与えるような症状が出た場合には、大きめであると考えられます。

症例写真につきまして

女性器は他人と比べる機会もなく、なかなか自分では判断できません。ですので実際に当院で治療された方の症例を見ることで、どのような方が実際に治療されているのか、またどのようにきれいになるのかを知ることができますので、まずは一度、閲覧される事をお勧めします。

①遺伝による影響

小陰唇の大きさや形は遺伝的な要素によって大きく影響されます。

個々の体型や身体的特徴と同様に、小陰唇が体質的に伸びやすいなど、形状や大きさにも影響を及ぼすことがあります。

②ホルモンバランスの影響

思春期や出産時など、ホルモンバランスが大きく変化する期間は、小陰唇の肥大に影響を及ぼす可能性があります。

③蒸れやかゆみ、炎症などの疾患

小陰唇の周囲が慢性的に刺激されたり、炎症を起こしたりすると、組織が肥厚し、小陰唇が肥大することがあります。

④象皮症

女性器周辺の皮膚病で、皮膚が硬く肥厚することがあります。この症状によって小陰唇の肥大を引き起こす可能性があります。

⑤ダイエット

ダイエットなど、急激に体重が変動することによって、小陰唇の肥大を引き起こすことがあります。

⑥老化

加齢に伴い、体の組織に弾力を失って皮膚がたるんでしまい、小陰唇の肥大に繋がることがあります。

①恥垢の蓄積とにおい

小陰唇が肥大すると、皮膚の折り重なる部分で恥垢（皮脂や古い皮膚細胞などが混ざったもの）がたまりやすくなることがあります。これにより、特に密閉されやすい陰部のにおいが強くなってしまいます。

②痛みやかゆみ

小陰唇が肥大すると、下着との摩擦が増え、それにより痛みやかゆみを引き起こす可能性があります。スポーツやエクササイズ、さらには性生活、日常生活にも影響を及ぼします。

③排尿の困難

小陰唇が大きくなると、その部分が尿道口を覆ってしまうため、排尿しにくくなることがあります。尿道口を覆って飛び散った尿は、拭き取りにくくなるため、においの原因になってしまうこともあります。

④小陰唇の黒ずみ

小陰唇が大きくなると、その部分の色がより濃く見える可能性があります。もともと小陰唇周辺は黒ずんでいることが多いですが、肥大することによってより目立つようになってしまうのです。肥大だけではなく見た目の黒ずみによって、不安を増加させる可能性があります。

⑤小陰唇の大きさによる心理的ストレス

小陰唇の見た目や大きさ、色などによって過度に心配してしまい、ストレスになってしまうことがあります。特に他人やパートナーの目を気にしすぎてしまい、旅行に行けないことや異性関係に積極的になれない方も少なくありません。

なるべく刺激を与えない

自分でできる対処法としては、小陰唇になるべく刺激を与えないことです。小陰唇に過度の刺激が加わってしまうと、さらなる肥大化を引き起こすことがあるからです。

例えば、タイトな服装は、小陰唇を引っ張るなどの不快感を引き起こす可能性があります。そのため、適度なゆとりを持つ服装を選ぶことが好ましいです。

また、Tバックやソングなど、小陰唇がはみ出す可能性のある下着は避けましょう。はみ出た小陰唇にズボンが触れて直接刺激を与える可能性があるからです。

そのため、ゆとりのある、または自然な形を保つことができるタイプの下着を選ぶことがおすすめです。

カウンセリングや相談

対策を試してもなかなか不安や違和感が改善されない場合には、専門のクリニックにおいてカウンセリングを受けてみることや相談してみることがおすすめです。

小陰唇の大きさによる不快感や違和感が強い場合には、より専門的なアドバイスが必要であるケースも多いからです。

女性のデリケートな問題に対して、専門的な知識と経験を持っているため、悩みに対する適切な解決策を提供できます。

さらに、具体的な治療法や改善策だけでなく、自分自身のライフスタイルや心身の健康状態にどのような影響があるのか、アドバイスも受けられます。

適切な治療を受けるためには、高度な専門知識と豊富な経験を持ち、生じている状況を理解し、自分が感じている不快感や違和感に対して、適切な解決方法を導いてくれるクリニックを選ぶことが重要です。

小陰唇の大きさや色、形についての悩みは、多くの女性が経験していますが、一人で抱え込む必要はありません。

このような問題に直面している方々に対して、専門医からのアドバイスや治療方法の提案は大きな支えとなるからです。専門医に診てもらう事で、気になっていた小陰唇の色や大きさが、実は平均的なものである事を知る場合もあります。

小陰唇縮小術を検討する

女性器の見た目の悩みや小陰唇の肥大によるトラブルが生じている場合には、根本的な解決策として小陰唇縮小術がおすすめです。

小陰唇縮小術は、肥大している小陰唇を切除し、縮小させる手術のことを指します。小陰唇の肥大による悩みを手術によって根本から解消させることが可能となります。

手術を受ける前には、患者の要望を詳細に伺う入念なカウンセリングが行われます。

基本的には日帰りの手術となり、1週間程度で腫れや痛みもおさまりますから安心です。

小陰唇縮小術とは？肥大を解消する治療法

小陰唇の肥大、形状の不揃い、左右差などに悩む女性にとって、小陰唇縮小術は有効な解決策となります。

小陰唇縮小術は、小陰唇の肥大した部分を切り取り、縫合することで、肥大した小陰唇の大きさや形を整える手術です。

この手術によって、小陰唇の形状や大きさ、そして左右のバランスを改善することが可能です。そのため、女性器の形状や大きさについての悩みに対して、具体的で直接的な解決策を提供できる治療法です。

例えば、小陰唇が大きいことによる見た目の違和感や下着による摩擦での痛み、恥垢の蓄積やにおいなどは、小陰唇縮小術により解消されることが期待できます。

小陰唇縮小術は、局所麻酔を使用して行われるため、手術中に痛みを感じることはありません。またマスク麻酔や、完全に眠った状態で手術できる静脈麻酔を併用することもできます。

手術後の痛みや腫れについては1週間程度でおさまりますが、医師の指導に従い適切な痛み止めを使用することで、適切に管理することが可能です。また最近では長時間体内に止まり痛みを抑制する特殊な麻酔も使用されていますので、痛みに弱い方でも安心して治療を受けることができます。

これらの点を考慮すると、小陰唇縮小術は肥大に悩む女性にとって、非常に有益な治療法といえるでしょう。

小陰唇縮小術をおすすめできる方

● 小陰唇が大陰唇をはみ出している
● 立っている状態でヒダが前から見える
● 小陰唇がしわしわ、ぶよぶよしている
● 小陰唇が下着や衣類に擦れて痛い
● 小陰唇の大きさ、左右の大きさの違い、形のいびつさで悩んでいる
● 小陰唇の黒ずみが気になる
● 女性器にかゆみや炎症が生じやすい
● 汚れがたまりやすく、においが気になる
● 尿の飛び散りや排尿がしにくい
● 見た目を整えたい
● 過去に小陰唇縮小術を受けたが、結果に満足できなかった
● 将来の介護に備えて

小陰唇縮小術の進め方

①カウンセリング

まず最初に医師によるカウンセリングが行われます。当院では治療経験が豊かで、形成外科専門の資格を持った女性医師が担当いたします。看護師や受付スタッフまで全て女性です。
手術に対する疑問点や不安があれば納得するまで相談しておきましょう。

②診察・デザインの決定

医師が小陰唇の大きさを診察し、デザインを決定します。小陰唇の大きさ、形状によって、どの程度切除するか、どのような形状に整えるかを決めていきます。

③手術当日

1.麻酔
手術は局所麻酔または静脈麻酔の下で行われます。ナノニードルという極細の針で麻酔をしますので痛みはほとんど感じません。痛みの軽減やリラックスした状態で治療が受けられるなど、多彩な麻酔オプションが用意されています。

2.小陰唇の切開、切除、縫合
正確なデザインをもとに小陰唇を切開し、必要な部分を切除します。その後、切開した部分を縫合します。断面をV字型にカットして縫合することで、自然な仕上がりになります。
極細のナイロン糸を使用しますので、縫い目が皮膚に食い込まないように縫合でき、綺麗な仕上がりとなります。また、当院の「ワンデー法」なら抜糸も不要です。手術時間は60分程度ですので日帰り手術です。

④アフターケア

手術後は、患者の体調や手術部位の状態に応じて適切なアフターケアが行われます。
麻酔が切れると痛みを感じる場合がありますので、手術当日は痛み止めを内服し、安静にして過ごすことが大切です。家事や仕事は翌日から可能です。シャワー浴は翌日から、入浴が1週間後から可能です。
「ワンデー法」の場合、表縫いの抜糸が不要なので、1回の来院のみで治療が完了します。表面をナイロン糸で縫合する場合は、約1週間後に再来院し、抜糸を行います。

小陰唇縮小の手術をした事がパートナーや他の人にバレないか？という質問を受ける事がありますが、小陰唇は傷の治りがよく、また傷跡もほとんど分からないようになりますので、まず手術した事はわからないでしょう。