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目・目元整形
2025年1月20日

まぶたが落ちる「眼瞼下垂」とは?症状・原因・セルフチェック法を解説

銀座みゆき通り美容外科大阪院(梅田)です。最近、まぶたが重く感じることや、視界が狭くなったと感じたことはありませんか?また、見にくさだけではなく、日常生活の中で目の疲れを強く感じて肩こりや頭痛に悩まされることが増えていませんか?

これらの症状が続く場合、もしかすると『眼瞼下垂(がんけんかすい)』という病気の可能性があります。銀座みゆき通り美容外科大阪院(梅田)では、数多くの眼瞼下垂の治療を行っています。保険診療、自由診療どちらも行っています。

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたが正常に持ち上がらない状態を指し、見た目だけでなく視界の狭まりや肩こり、頭痛など身体全体に影響を及ぼすことがあります。この症状は加齢だけでなく、若い人にも起こるケースがあり、日常生活に大きな不便をもたらす病気です。

この記事では、眼瞼下垂の定義から症状、原因、治療法までを徹底的に解説します。また、自分でできるセルフチェック方法や放置した場合のリスクについてもお伝えしますので、気になる方はぜひ最後までお読みください。

「眼瞼下垂(がんけんかすい)」とは、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋やミューラー筋)の機能が低下し、まぶたが正常に持ち上がらない状態を指します。眠そうにみえるため、見た目に大きな変化をもたらすだけでなく、視界を遮ったり目の疲れを引き起こしたりするなど、日常生活にさまざまな支障をきたすことがあります。

眼瞼下垂は、放置すると症状が進行する場合があるため、早期に対策を取ることが重要です。ここでは、まず眼瞼下垂の特徴について詳しく解説し、日常生活にどのような影響を及ぼすのかをお伝えしていきます。

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、まぶたを引き上げる働きをする筋肉である「ミューラー筋」の機能が低下することで、まぶたが正常な位置まで上がらなくなる病気です。本来、これらの筋肉が適切に動くことで目がしっかりと開き、視界を確保する役割を担っています。しかし、筋力の低下や異常が起きると、まぶたが垂れ下がり、視野が狭まるといった症状が現れます。

眼瞼下垂には、大きく分けて以下の特徴があります。

まぶたが下がることで、目が小さく見えたり、眠たそうな表情に見えたりすることがあります。特に両目ではなく片目だけに症状が現れる場合は、外見の左右差が目立つこともあります。

まぶたが視界を遮るため、物が見えづらくなります。この影響で眉毛を無意識に上げようとする「眉毛挙上(びじょうきょじょう)」の動作が増え、額にしわができやすくなります。また、視界の確保を目的に顎を上げて物を見る「顎を上げた姿勢」が習慣化することもあります。

視界を確保しようと眉毛や額の筋肉を頻繁に使うため、目の疲れだけでなく頭痛や肩こりといった全身の不調を引き起こすこともあります。またこのために額の横ジワが大幅に増加して、老けた印象を強めてしまいます。これらの症状は、症状が進行するにつれて悪化する可能性があります。

これらの特徴は、日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対応が求められます。

眼瞼下垂は、視界を狭めたり見た目の変化を引き起こしたりするだけではなく、日常生活のさまざまな場面で影響を及ぼします。

まぶたが下がることで視界が遮られ、パソコン作業や読書など細かい作業がしにくくなります。特に、視野の上部が見えにくくなるため、集中力が必要な業務に支障をきたす場合があります。さらに、こうした視覚的なストレスは、目の疲れ(眼精疲労)を引き起こす原因にもなります。

眼瞼下垂の患者は、視界を確保するために顎を上げた状態で物を見ることが多くなります。この「顎を上げた姿勢」が長時間続くと、首や肩に負担がかかり、慢性的な肩こりや首の痛みを引き起こすことがあります。また、眉毛を頻繁に動かして額の筋肉を使うため、額にしわが増えやすくなる傾向も見られます。

外見上の変化による影響も無視できません。まぶたが垂れ下がることで「疲れている」「眠たそう」といった印象を他人に与えやすくなり、特に仕事や人間関係においてストレスを感じるケースがあります。これにより、自己肯定感が低下する可能性もあります。

視野が狭くなることで、日常生活における安全面にも影響を与える場合があります。例えば、階段の昇り降りや車の運転時に視界が遮られることで事故や転倒のリスクが高まることがあります。

眼瞼下垂は、年齢や生活習慣、遺伝的要因など、さまざまな原因によって引き起こされます。人によって原因は異なりますが、大きく分けると「加齢によるもの」「先天性のもの」「外的要因によるもの」の3つに分類されます。それぞれの原因には、特徴的なメカニズムや症状が伴います。

ここでは、眼瞼下垂の主な原因について詳しく解説し、どのような人がリスクを抱えやすいのかを明らかにします。また、日常生活の中で予防できる要因についても触れていきます。

眼瞼下垂の最も一般的な原因のひとつが、加齢によるものです。年齢を重ねると、まぶたを引き上げる「眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉や、それを支える組織(腱膜)が徐々に弱くなったり、伸びたりすることがあります。眼瞼挙筋や腱膜には問題がないため、『偽眼瞼下垂』と呼ばれることもあります。

加齢とともに、全身の筋力が衰えるのと同じように、まぶたを支える筋肉も機能が低下していきます。特に、日常生活の中であまり意識しない筋肉であるため、衰えが進んでも気づきにくい傾向があります。また、まぶたの皮膚は非常に薄く、加齢による弾力性の低下が目立ちやすい部位です。皮膚がたるむことで、筋肉への負担が増え、眼瞼下垂を引き起こす原因の一つになります。

加齢が原因の眼瞼下垂は、最初は軽度の症状から始まることが多いですが、放置すると徐々に症状が悪化します。特に、視界が狭くなったり、目を開ける動作に負担を感じるようになったりすると、日常生活にも支障をきたすようになります。

眼瞼下垂には、出生時から症状が見られる「先天性の眼瞼下垂」があります。

このタイプの眼瞼下垂は、遺伝的な要因や胎児期の発育過程での異常が関係しており、比較的まれですが、幼少期から症状が現れることが特徴です。まぶたを引き上げる筋肉である眼瞼挙筋が正常に発達しないことで、出生時からまぶたが下がった状態になります。

先天性眼瞼下垂では、片目だけに症状が現れる場合もあれば、両目に同時に現れる場合もあります。また重度の場合、視界が狭まることで視覚の発達に影響を与える「弱視」を引き起こす可能性があります。

先天性の眼瞼下垂は、美容上の問題だけでなく、子どもの視覚発達に影響を及ぼす可能性があるため、早期の診断と適切な治療が重要です。場合によっては、成長を待たずに手術を行うこともあります。

眼瞼下垂は、加齢や先天性の要因だけでなく、外的な要因によっても引き起こされることがあります。

長期間にわたってハードコンタクトレンズやソフトコンタクトレンズを使用している場合、装着時にまぶたを頻繁に引っ張ることで、眼瞼挙筋が伸びたり、腱膜が緩んだりすることがあります。このような状態が続くと、まぶたが正常に引き上げられなくなり、眼瞼下垂を引き起こす原因となります。

また、睡眠不足やストレス、スマートフォンやパソコンの長時間使用による目の疲れが蓄積すると、眼瞼挙筋の負担が増し、眼瞼下垂の症状を引き起こすリスクが高まります。これらの生活習慣の積み重ねが、まぶたへの負担となるケースも見られます。

重症筋無力症(神経の刺激がうまく筋肉に届かない病気)や動眼神経麻痺(脳こうそくなどでまぶたを動かす神経が麻痺する病気)など、神経疾患が原因で発症することもあります。また、糖尿病や甲状腺機能低下症など、全身的な健康状態が影響している場合もあります。

眼瞼下垂の症状は、見た目の変化だけでなく、視覚や体のさまざまな部分に影響を及ぼします。症状が軽度の場合、自覚しにくいこともありますが、放置することで日常生活に支障をきたすような深刻な症状へと進行する可能性があります。

また、自分で簡単にできるセルフチェックを行うことで、眼瞼下垂の可能性を早期に発見することも可能です。

鏡の前でまっすぐ正面を向き、両目を自然に開いた状態でまぶたの位置を確認します。片目または両目のまぶたが黒目(瞳孔)の上端にかかっている場合、眼瞼下垂の可能性があります。

意識せずに眉毛や額の筋肉を動かして目を開けていないかを確認します。額にしわができていたり、眉毛が上がったりしている場合、まぶたを引き上げる筋肉の代わりにこれらの筋肉を使って視界を確保しようとしている可能性があります。

日常生活で視界が狭くなったと感じることがあるか、確認してみてください。本を読んだりパソコン作業をしているときに、見えづらさを感じたり、顎を上げる姿勢を取る癖がある場合、眼瞼下垂の可能性が考えられます。


監修 銀座みゆき通り美容外科大阪院(梅田)

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