美容整形の銀座みゆき通り美容外科-院長日記

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2007年06月08日

答えです。 その3

答えの最終回です。今回は④と⑤です。

monitor-aa3.JPG

④ですが、答えは隆鼻術:I型オーダーメイドプロテーゼ挿入法です。⑤は、上唇・下唇の脂肪注入です。これは簡単だったかな?
鼻筋がすっきり通り、唇もふっくらと魅力的になっていますね。脂肪注入ですので、ヒアルロン酸注入とは違い、半永久的に定着しますから、長く効果を実感できます。

さて今回は④隆鼻術:I型オーダーメイドプロテーゼ挿入法について解説します。
オーダーメイドプロテーゼと申し上げましたが、これは、患者様お一人お一人に対して、毎回完全オーダーメイドでプロテーゼを削り出す方法です。顔は一人一人違いますから、美容整形はオーダーメイドが当たり前と私は考えているのですが、実際に美容外科の手術に使用されているプロテーゼは、残念ながらほとんどが既製品です。もちろん、既製の洋服にもサイズが複数あるように、プロテーゼにも複数のサイズやデザインがありますし、既製のプロテーゼを触診によるカンを頼りに削ってフィットさせるような工夫が為されている場合が多いですが、それでも患者様全員にぴったりフィットさせるというのは意外に難しいことで、ベテランドクターでもそれなりにフィットさせるのが限度です。表面上はキレイに仕上がっているように見えても、レントゲンでプロテーゼの状態を写してみると、理想的な挿入位置とはズレや隙間が生じていることは珍しいことではありません。
以前は私も、触診によるカンを頼りに既製のプロテーゼを削ってフィットさせるような努力をしていましたが、限界を感じていました。また石膏などで鼻の型取りをするやり方もありますが、プロテーゼは鼻の皮膚に乗せるように挿入するわけではなく、皮膚の下の鼻骨や鼻軟骨上に挿入するものですので、鼻の皮膚の輪郭の型にあわせてプロテーゼを削っても、実際に挿入すると必ずギャップが生じます。これについては、こちらを見ていただくとご理解いただけると思います。
現在当院ではプロテーゼを希望される患者様には、全例に下の写真のようなレントゲン撮影を行い、鼻骨と鼻軟骨、そして鼻の皮膚の輪郭を正確に把握した上で、患者様とレントゲン写真を見ながら手術後の鼻筋の高さやカーブなどのデザインを打ち合わせしています。そして打ち合わせ通りの外見に仕上がるように、かつ鼻骨や鼻軟骨の直上に隙間なくフィットして、グラツキなくぴったり挿入されるようなプロテーゼを、一から手作りで作製しています。

当院で撮影したレントゲン写真。普通のレントゲン写真と違い、骨だけではなく、軟骨や皮膚などの輪郭がすべて同じ写真に写し込まれます。
よく見ると、眼球やまぶたも写し込まれているのが分かります。
monitor-aaaa1.JPG

赤の点線が鼻骨~鼻軟骨の輪郭のラインです。
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プロテーゼを皮下の浅いところに挿入するとプロテーゼの輪郭が浮き上がりやすく、ズレ動く可能性もあるので、皮下の一番深いところ、つまり鼻骨と鼻軟骨の直上に挿入するのがベストです。ところが鼻骨と鼻軟骨の輪郭は、鼻すじの皮膚の輪郭とは異なるので、既製のプロテーゼでは鼻骨と鼻軟骨の直上にぴったり挿入したつもりでも隙間が出来て浮き上がりが起こりやすくなります。一人一人鼻骨と鼻軟骨の輪郭は違いますから、レントゲンで確認して一つ一つ手作りがベストです。
ただしレントゲンですので、側面は正確に把握できても、立体的には全てが画像データとして把握できるわけではありません。これについては、触診によりこれまで培ったカンも組みあわせることで、より正確なプロテーゼの作製を行っています。いつも大体手術前に8~9割程度仕上げて、残りは手術の最中に削ってぴったりフィットするように仕上げています。もちろん手術の操作を正確に行うことが前提ですので、鼻軟骨や鼻骨の直上にプロテーゼの挿入スペースを正確に作り、鼻骨の骨膜下にプロテーゼを挿入することは言うまでもありません。そもそもぴったりはまり込むようにプロテーゼを削っていますから、挿入スペースさえ正確に作れば、ちょうどパズルのピースをはめ込むかのように、ピタっと挿入されます。

写真は、当院のオーダーメイドI型プロテーゼ挿入後に撮影したものです。プロテーゼが、鼻骨、鼻軟骨直上に挿入されているのが分かります。プロテーゼはゆるやかに『への字』に曲がっていますが、これは鼻骨や鼻軟骨の直上にぴったりと張り付くように挿入するために、このようにデザインしているためです。プロテーゼは『への字』でも、仕上がった鼻筋の皮膚のラインは真っ直ぐに仕上がっていることがお分かりいただけると思います。
monitor-aaaa3.JPG

既製品の真っ直ぐなプロテーゼを挿入して、強制的に鼻筋を真っ直ぐに形成すると、鼻筋が人工的に仕上がってしまう場合があったり、皮下に真っ直ぐなプロテーゼの輪郭が浮かび上がってしまったりする可能性がありますが、当院のように、鼻骨や鼻軟骨の形のまま底上げするようにプロテーゼを挿入する場合は、このような問題が起こる心配がなく、ナチュラルなお鼻に仕上がります。

個別-投稿者 biyou-clinic : 2007年06月08日 19:25


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