2007年05月06日
All Aboutの取材(法令線SUB-Q注入)
All Aboutっていうサイトをご存知ですか?
情報に疎い僕は最近知ったのですが、400以上のテーマに対して、その道の専門家がユーザーをガイドするというコンセプトの生活総合情報サイトで、かなり人気があるサイトなのだそうです。
実は5月5日に、All Aboutの取材を受けました。テーマはアンチエイジングに関することです。アンチエイジングといっても、あまりに多岐にわたり、僕が全てを知っているわけではありませんが、今、美容外科で実際に行われているアンチエイジングの治療の種類について、特に注射によるアンチエイジング治療について専門家からのコメントを、ということでしたので、お話をさせていただきました。内容としては、主にヒアルロン酸やコラーゲン、ボトックスについての話題です。
さらに、取材にいらした担当者の方が、実際に何か治療を体験する、というのもコンセプトにあるということでしたので、今回は法令線(小鼻の付け根~口元の両側にかけての、ハの字型のシワ)への、ヒアルロン酸の注入治療を体験していただきました。
詳しくは近日中にAll Aboutのサイトで公開されることと思いますが、その前に、体験治療の風景をお知らせします。(当院のHPモニターとしてお写真を公開することを了承していただけました。)
まず、当院における法令線のヒアルロン酸注入治療の要領をご説明します。
当院では、法令線にはレスチレンSUB-Qという種類のヒアルロン酸を使用しています。ヒアルロン酸にも色々種類があるのですが、レスチレンSUB-Qは一番粒子が大きくて吸収されにくいヒアルロン酸です。一般的によくシワ治療に用いられているヒアルロン酸に比べて、注射後に吸収されてなくなるまでの期間が2~3倍というデータがありますので、治療効果もそれに比例して、通常の2~3倍長持ちするということになります。また、注射器1本あたりのヒアルロン酸の容量が、普通タイプのヒアルロン酸が0.5~1mlであるのに対して、SUB-Qの場合は2mlですので、深い溝のようなシワであっても、量が不足するということがありません。
こちらが当院で取り扱っている様々なヒアルロン酸です。
写真左は様々なヒアルロン酸のパッケージ、写真右は、SUB-Q(大きな注射器)と普通のヒアルロン酸(小さな注射器)の比較です。注射1本あたりのSUB-Qの量が多いことがお分かりいただけると思います。
一方SUB-Qの欠点としては、粒子が大きいために、目の周りの小じわのような細かなシワには注入できません。また、注入する時の針も、普通のヒアルロン酸で使用するものに比べると太め(太目と言っても、点滴で使用する針程度ですが)です。ですので、いきなり針を刺すのではなく、まず極細針で少量の麻酔注射をしてから本番の注入を行うほうが、痛み無く楽に注入できます。
今回行った法令線の場合は、小鼻の横辺りにある神経の枝にブロック麻酔という少量の麻酔注射を行ってから治療をすると、法令線には全く痛み無くヒアルロン酸をたっぷり注入できますので、当院ではこのブロック麻酔でSUB-Q注入を行っています。ブロック麻酔の場合は、法令線自体に麻酔を注射しているわけではないので、患部が腫れることもなく十分量のヒアルロン酸を注入できるので、患者様には大変好評です。
それでは実際の治療風景です。
まずは施術前の法令線の状態を示します。
法令線は、シワというよりも、小鼻の付け根から口元にかけての、窪みのような状態です。頬のたるみによって深くなってくるので、年齢と共に目立ってきます。
次は、ブロック麻酔を打っている様子です。チクッとした痛みがありますが、法令線に注射する痛みに比べたら軽いものです。この注射後に、無痛状態になるまで数分待ちます。法令線が無痛状態になると、上唇もしびれたようになります。麻酔は1~2時間ほど効いています。ちょうど、歯医者さんで、麻酔注射をしてから歯を抜くようなものです。
無痛になったことを確認したら、いざ本番です。SUB-Qは1本に2ml入っていますから、当院ではほとんどの患者様に対して、法令線の片側に1mlづつ、合計2mlの全量を注入しています。それだけ注入すると、ほとんどの患者様の法令線が、ほぼ完全に消失しますので、直後に鏡で見ていただくと、ほとんど例外なく患者様は満足されます。時に驚きの声を上げる方もいらっしゃいます。当院では、それで総額8万円です。(これはかなりリーズナブルな価格ではないかと自負しています。)
こちらが注入直後の状態です。
注入直後は法令線部分だけノーメイクです。それでも若干赤みがある程度で、ほとんど腫れもありません。針穴の赤みもほとんど分かりません。メイクもすぐに出来ますので、まさにランチタイムセラピー(お昼休みでも受けることが可能な治療)です。
これで当分の間は法令線の悩みからは開放されます。
比較のために、SUB-Q注入前をもう一度。
個別-投稿者 biyou-clinic : 2007年05月06日 16:30
