2005年08月05日
切らない豊胸術
こんにちは、院長の水谷です。
今日は前回に引き続き、ヒアルロン酸(レスチレンsub-Q:サブキュー)注射によるプチ豊胸術について、です。
レスチレンsub-Qは1本2ml入りの注射です。顔のプチ整形では2mlというのは結構多い(十分な)分量ですが、豊胸目的となると全然足りません。
必要量は患者様のご希望のほか、体格(胸囲など)によっても左右されるので、なかなか一概には言えないのですが、これまでの私の経験で申し上げると、平均的な体格の日本人女性のバストを1カップサイズアップさせるために必要な分量は、片胸につき50~70mlくらいではないかと思います。従来のバッグによる豊胸術で1サイズアップさせる場合は、もっと多い量の中身の入ったバッグを使っていますから、必要分量に関しては、バッグによる豊胸術とは若干尺度が違うように感じています。
さて、片胸に50mlを注入する場合、普通は両胸に注入するので合計100ml必要になりますが、注射は1本2ml入りなので、必要本数は50本(均等に注入するとして左右25本ずつ)ということになります。バストに左右差があるような場合は、左右の注入量を変えて左右差を目立たなくすることもできます。
注入の方法ですが、私の場合は全てわきの下から注入しています。レスチレンsub-Qは粒子が大きくて点滴のような細い針では注入できないので、直径1~2mmくらいの太い針が必要ですが、わきの下のシワの部分を1箇所だけ1mmくらい切って、そこから先の丸まった特注の長い針を差し込んで、バストの内部(乳腺下)に注入します。注入が偏るとしこりを触れる可能性があるので、偏りが出来ないように針を放射状に何度も動かして、少しづつ分散させて注入していきます。注入が増えるごとに少しづつバストがふっくらとしてきます。これを左右のバランスを見ながら行い、注入後は針を抜いて終わりです。傷の縫合は必要なし。2、3日で治ってしまいます。痕になることもありません。
麻酔は静脈麻酔という方法で行います。全身麻酔の一種ですが、点滴から眠くなる薬と痛みを感じなくする薬を注射して、ボーっとしている状態で注射します。治療は15分くらいで終わりますが、その間は眠っているので痛みを感じることはありません。その後だんだん目が覚めますが、少しベッドで休憩したら帰宅できます。
術後の通院はありません。(術後検診はいつでも無料で行います。)また従来のバッグによる豊胸術とは違い、術後のマッサージなどのケアーも特に必要ありません。
いずれ吸収されるので期間限定のバストアップですが、手術のような大変さやケアーの面倒さ、そして傷痕に心配がないのが人気の秘密でしょう。
個別-投稿者 biyou-clinic : 2005年08月05日 16:09
